取材に応じる阪神・岡田監督=具志川野球場(撮影・中島信生) 阪神1、2軍春季キャンプ(5日、沖縄・宜野座、うるま)阪神・岡田彰布監督(65)が初めて2軍の具志川キャンプを視察した。森下翔太外野手(22)=中大=らルーキーの現状を把握するなど収穫は大。また1軍の守備の連係プレーなどに苦言を呈するなど、精力的な一日を過ごした。主な一問一答は以下の通り。
阪神・岡田監督(左端)とともに森下を見守る和田2軍監督(中)=具志川野球場(撮影・中島信生)(囲み取材編)
ーー森下の一番の良さは
「良さっていうか、見てのまんまやろ。そんなん、おーん。俺が言うアレじゃないよな。見とったらわかるやんか。もう見ての通りや。そういうことや」
ーースイングスピードも違う
「スイングスピードが違うから遠くに飛ぶというのもあるしね。ポイントがちょっと苦しいけどなあ。若いから苦しいなりに振り切れとるわなあ。おーん。5年後のあのスイングはアカンな(笑い)」
ーー足の報告は
「次からスパイクを履いて、アップから合流できるみたいやな。次のクールからみたいやで」
(さらに続けて)
「(11、12日の)紅白は呼ぶよ。シートノックくらいには入れるやろなあという感じやからな。15日に楽天(との練習試合)があって、16日も(試合が)あるみたいやからな。その辺で、実戦に出られたらな…というね。おーん。紅白で1打席くらい立たせたろかと言うとったけどな。新聞用にな(笑い)。シートノックと1打席くらい。故障組は無しとしても、新人で高校生でも、守備に就いたり、1打席くらいはな。ぎょうさんイニングがあるから、打たせてやってもいいんちゃうかとは言うたけどな。みんな呼んだらエエよと」
ーー30分ほどで2軍を見に来られるのは魅力か
「安芸行こう思ったら、まだ飛行機の中やろ。今までは、そういうのがまず頭になかったもんな。高知におったらそら無理やから。旅費もかかるしなあ、ホンマ」
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