チェコ大使館に招かれ、マルチン・トムチョ駐日大使(中央)と写真に納まる関脇若隆景(左)と小結若元春。手前はチェコ友好杯=6日、東京都渋谷区 大相撲の関脇若隆景と小結若元春が6日、東京都渋谷区のチェコ大使館に招かれ、マルチン・トムチョ駐日大使らとの昼食会などで交流を深めた。チェコは1970年から本場所の優勝力士に友好杯を授与。昨年の春場所で初制覇した弟の若隆景は「また優勝して、土俵の上でいただけるように頑張りたい」と決意を新たにした。
2020年に友好杯授与の50周年を祝う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。開催のめどが立った一環として、兄弟三役で注目される2人を招待。優勝経験のない若元春は「いつかたどり着けたら」と意気込んだ。
既に春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)へ稽古を再開しており、6日は若隆景が若元春に10勝4敗。今後は出稽古も予定している。関脇で6場所連続勝ち越し中の若隆景は「上を目指すには負け越していられない。常に勝ち越さないと」と大関昇進へ気合を高めていた。
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