左からこがけん、濱田めぐみ、風間杜夫、新納慎也=6日午後、東京都千代田区(撮影・梶川浩伸) 俳優、風間杜夫(73)が6日、東京都内で行われた主演ミュージカル「バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊」(東京・日生劇場、7~23日)の公開舞台けいこに出席した。共演の濱田めぐみ、新納慎也、こがけんも同席した。
同作品は2007年公開の映画「迷子の警察音楽隊」が原作で、さらに米国でミュージカル化され、2018年のトニー賞では10部門で栄誉を手にした名作。イスラエルの田舎の人々と、同国で演奏旅行中に迷子になったエジプトの警察音楽隊のたった一晩の心の交流を描いている。
風間は「文化が違う人がつながりあうことは日本人でも理解できるし、僕らの感覚で演じたい」と抱負を口に。同作品はバンドの生演奏も魅力の一つ。風間は自身は演奏なしで1曲だけ歌うとしながらも「この1曲にすべての魂を込めて。(同席の3人は)音楽的センスもあり歌唱力もあるので、負けないようしがみついていく」と笑った。
また、こがけんは「演奏を聴くだけでも元をとれる。演技も素晴らしい。こんなにコスパの高い芝居はない」と冗談を交えながらアピールした。
この記事をシェアする