【メンヒェングラートバッハ4日(日本時間5日)=円賀貴子通信員】 ドイツ19節でシャルケは敵地でボルシアMGと対戦し、0-0で引き分けた。シャルケの日本代表DF吉田麻也(34)は、センターバックの右でフル出場。2試合連続無失点も、5戦勝ちなし(2分け3敗)となったことを「いい加減、この負の記録を止めたかった」と悔やんだ。
この試合を、3月の活動に向けて欧州視察を行っている森保一監督(54)も現地で視察。吉田は指揮官とドイツで食事を共にしたことも明かした。以下はDF吉田の一問一答
ーー上出来な勝ち点1
「そりゃあ勝ち点3が欲しかったですよ。いい加減、この負の記録を止めたかった。そういう意味でビッグチャンスだと思ってたんですけど、でも大事なのは、こういう試合を重ねていくこと。こういう試合で勝ち点1、最後のワンチャンスをものにして勝ち点3をものにしていくっていうのを現実的な戦い方で、それを続けていかなきゃいけない」
ーーこれだけ勝てないのが続くのはキャリアの中でもなかなかないと思うが
「ここから半年は間違いなくシャルケにいるし、ここで戦わなきゃいけない。どの選手もそうですけど、自分が置かれている立場立場でやれることをしっかりやって結果を出していくしか、サッカー選手の道はない。そこをやるだけ」
ーーMF香川真司(C大阪)が日本に帰って会見する
「真司にはJリーグ盛り上げてもらって、僕は選手会でいい方向に持っていきたい。滉(ボルシアMGのDF板倉)とか若い選手に負けないように頑張っていかなきゃいけないなと思います」
ーー森保監督との話は
「話しました。ご飯食べに行きました。今日も(視察に)来ていた。きょうはちょっと壮一郎(MF上月)に『(森保)監督来てるぞ』ってプレッシャーかけすぎた」
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