5日に放送された日本テレビ系人気演芸番組「笑点」(日曜後5・30)で、落語家の春風亭一之輔(45)が新たに大喜利レギュラーメンバーに加入すると発表された。
今、落語界でもっともチケットがとれないともいわれる、21人抜きの抜擢(ばってき)真打という新進気鋭の逸材が、昨年9月30日に72歳で亡くなった落語家、三遊亭円楽さんの後任として大抜擢された。
笑点レギュラーメンバー入りを果たし、「自分でもちょっと驚いておりますけれども、これから、程よく、力を抜いて頑張ってゆきたい。のんびりしたゆる~い時間を味わっていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と意気込み。レギュラーメンバーとして初の大喜利収録を終えての感想を聞かれると、「くたびれました。落語を30席くらいやるくらい。心地よい疲れです」とキッパリ。大喜利の自己採点は「伸びしろがまだあるので50点!」と気を引き締めた。
司会を務める春風亭昇太(63)は、一之輔について「よく引き受けてくれたなとびっくりしました。忙しい人なので、笑点どうですか?といわれても断るんじゃないかと思っていたくらいだったので、とにかく驚きました」と新しい風に驚き。メンバー入り後初の大喜利を終え、「すでに自分の立ち位置みたいなものをわかっていて、これからますますやりやすくなるなと喜んでます」と新加入に胸を弾ませた。
一之輔は2001年 3月に日本大学芸術学部卒業。同年5月に春風亭一朝に入門し、7月には前座に。04年11月に二ツ目昇進を果たし、前座名「朝左久」から「一之輔」へ改名。12年3月に真打へ昇進した。
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