大相撲のトーナメント大会は5日、東京・両国国技館で行われ、平幕大栄翔が初優勝した。決勝で関脇豊昇龍を突き出し、賞金250万円などを獲得した。3位は妙義龍と阿武咲。
3年前の前回大会まで2連覇していた高安は、3回戦で阿武咲に押し出された。9場所ぶりに関脇復帰の初場所は右膝下部付近を負傷して途中休場。だが「けがしたところも良くなった」と表情は明るかった。
春場所は再び平幕からの出直しとなる。今月28日で33歳になる元大関は「下半身をしっかり強化していく。焦ってもしょうがない。準備ができたら出稽古にも行きたい」と再起を期した。
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