NHK福祉大相撲のトークショーに登場した貴景勝=4日、東京・両国国技館(代表撮影) NHK福祉大相撲が4日、東京・両国国技館で行われ、初場所で3度目の優勝を果たした大関貴景勝がトークショーに臨み、横綱昇進に挑む春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けて「15日間、最高の相撲を取って、千秋楽にやり切ったという気持ちになれればいい」と抱負を語った。
押し相撲の大関は投げ技による昨年の白星が50勝のうち1勝だったが、12勝の初場所は3番あった。稽古場で四つ相撲に取り組んだ成果が出た形で「昭和の力士の映像を研究する時も、突き、押し相撲は見ずに、四つ相撲の足の運びを勉強している」と明かした。
福祉大相撲は新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催。この日の収益金と寄付などにより、福祉施設に車両6台が寄贈される。
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