成田山新勝寺の節分会で豆をまく歌舞伎俳優の市川團十郎白猿=3日午前、千葉県成田市 千葉県成田市の成田山新勝寺で3日、毎年恒例の節分会が行われ、歌舞伎俳優の十三代目市川團十郎白猿や大相撲の高安らが、豆まきで新型コロナウイルスの流行収束などを願った。昨年と一昨年は感染対策で規模を縮小したが、今年はコロナ禍前と同規模での開催となった。
NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演する俳優の大森南朋らも参加。大本堂前に設置した特設舞台から、手にいっぱいの豆を勢いよくまくと、集まった参拝客から歓声が上がった。
成田山新勝寺の節分会で豆をまく俳優の大森南朋(左端)ら=3日午前、千葉県成田市成田山新勝寺によると、本尊の不動明王は慈悲の心で鬼も改心させるとされ、「鬼は外」とは言わず「福は内」だけを繰り返すのが習わし。この日は大豆860キロを用意した。
2021年の節分会では、1969年から続いていた大相撲力士や俳優ら著名人の参加を初めて見合わせた。
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