ロイ・キーン、古巣マンチェスター・Uの復調に「C・ロナウドの退団が監督とクラブを助けた」 元マンチェスターUのロイ・キーン氏は、クリスティアーノ・ロナウド退団が古巣にとってプラスに働いたと主張した。
2021年夏に12年ぶりにマンチェスター・Uに復帰したC・ロナウド。1年目こそ活躍した同選手だが、昨夏の退団騒動を経て今季はエリック・テン・ハーグ監督の信頼を勝ち取れず、ベンチを温める日々が続いた。そして、インタビューの中でクラブや指揮官への不満を爆発させた37歳のストライカーは11月末に退団している。
不満分子となっていたC・ロナウドが去って以降、マンチェスター・Uは調子を上げてプレミアリーグで3位に浮上。さらに、カラバオカップでもノッティンガム・フォレストに2試合合計5-0で勝利して決勝進出を決めた。
これを受け、C・ロナウドとともにプレーして以前から同選手を擁護し続けていたキーン氏は、イギリス『スカイスポーツ』で「このこと(C・ロナウドの退団)が監督とクラブを助けている。彼は明らかにベンチに座る気はなかったし、満足していなかった。その問題を解決した今、クラブ全体が良いムードに覆われている」と話し、自身の考えを続けた。
「5、6人の選手たちが去った。(エディンソン)カバーニもそのうちの1人だった。彼らは控え選手で、途中投入されても自分たちは先発すべきだと考えていたから、何ももたらせなかった」
「あれらの控え選手たちはピッチに立つ準備ができてなければならないが、昨年の彼らは他の選手のエネルギーを奪っていたように感じられた。クラブには新しいエネルギーがあるように感じられるし、悪いシーズンスタートの後、監督はいくつかのものを変えた。勢いや良い要素が戻って来たんだ」(Goal.com)
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