長谷部誠が持つフランクフルトでの大きな価値。グラスナー監督「すべての面で大きな責任を負っている」 フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督は、長谷部誠が持つ大きな価値を説明した。ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
39歳となった長谷部は今シーズン、前半戦は限られた出場機会に。ブンデスリーガでは先発出場2試合にとどまっていた。しかし、1月28日のバイエルン戦(1-1)でフル出場を飾ると、守備に安定感をもたらし、現地メディアでも最高の評価を受けていた。
グラスナー監督は長谷部について「マコトがプレーするときは、すべての面で大きな責任を負っている。そうすると、2列目からプレーするのが少し楽になるんだ」と出場したときの効果を説明。さらに、こうも続けた。
「理論的には、マコトは(フルボイェ)スモルチッチより5%悪いかもしれない。だが、(長谷部のプレーによって)他の選手が1%うまくプレーすれば、自分は5%うまくプレーしていることになる。マコトは、その存在感、経験、人柄、そしてもちろんクオリティの高さから、周りの選手たちにサポートを与えている。だから、そんな彼のような選手、人がチームにいてくれることはとても嬉しい。たとえ2試合連続でプレーしなくても、彼はいつもそこにいて、不平を言わず、必要なときにはまっすぐに立ち上がってくれる」
指揮官は長谷部を例に出しつつ、トゥタやエヴァン・エンディカといった若手にも責任を負うべきとコメント。チームにおける長谷部の存在感は絶大なものとなっているようだ。(Goal.com)
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