秋田県からヤクルト球団へ秋田米の「サキホコレ」が贈呈され、石川雅規(左)と石山泰稚(右)が受け取る =沖縄県浦添市(撮影・今野顕) 秋田県出身のヤクルト・石川雅規投手(43)が2日、沖縄・浦添キャンプで同郷の石山泰稚投手(34)とともに、同県の猿田和三副知事から新ブランド米「サキホコレ」100キロを贈呈された。
「僕も石山も食べてすごくおいしかったので、そういう力をもらい頑張っていけたら。(名前は)かっこいい。咲き誇りたいですよね」
「サキホコレ」は秋田県が9年の歳月をかけて開発し、昨年10月に本格デビュー。名称は約25万件の応募の中から決まり「みんなが笑顔になって幸せが咲き誇ってほしい」という願いが込められている。
球界最年長左腕は、新ブランド米のようにフレッシュな気持ちでキャンプを過ごす。この日はチームでただ一人連日のブルペン入り。第1クールは計70球の球数制限がある中、50球を投げ、昨季途中から投げているワンシームも試した。「握りだったり、投げ方は試行錯誤している。面白い変化をしてくれたら」と狙いを明かした。
目標の通算200勝まで17勝。高津監督から青木とともに「シニアスワローズ」と呼ばれる43歳は若手に負けず、大きな花を咲かせる。(赤尾裕希)
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