節分の豆まきに参加する大関貴景勝=3日、東京都港区 1月の大相撲初場所で3度目の優勝を果たした大関貴景勝が3日、東京都港区の霊友会釈迦殿で節分の豆まきに参加し、横綱昇進に挑む春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向け「今までやってきたことを出したい。精いっぱい相撲を取るだけ」と意欲を示した。
新型コロナウイルスの影響で、豆まきへの参加は3年ぶりという。集まった人たちからは「優勝おめでとう」「横綱だ」との声がかけられた。一人一人と握手してファンサービスし「日本の行事というのは力士にとっても大事。応援していただけるのはありがたい」と語った。
場所後の休みを挟み、1月31日に稽古を再開。まずは基礎運動で土台づくりに励んでいる。「喜んだのは優勝した日くらい。翌日からは次の場所が始まっている」と表情を引き締めた。
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