阪神春季キャンプ(2日、沖縄・宜野座)阪神・青柳晃洋投手(29)が今キャンプ初となるブルペンでの投球を行った。 「35球ぐらい投げましたけど、いいボールは15、16球ぐらいしかなかった。まだ納得のいっていないボールが多かったですね」 。キャンプインした1日も午後にブルペンに足を踏み入れたが、傾斜の確認などが主目的で、本格的な投げ込みはこの日が初めて。梅野に向かって腕を振って状態を確認し、直球の回転をよくすることや指にかかったボールを投げることなどに関して課題を持ち帰った。今キャンプについては「開幕投手を狙っているという立場なので、開幕に向けて一日一日、日々良くなるように、どうなったらよくなるか、開幕に勝つためにどうすればいいかというのを考えながら1カ月間を送れたらなと思っています」。宜野座での日々を充実させるのはまだまだこれからだ。 なお、今年からは背番号が50番から17番に変更。新しい番号での始動となるが「(昨季まで背負っていた)岩貞さんが目の前にいるので、サダさん(岩貞)のものを借りているような感覚」と慣れきっていない現状も明かした。