高速ベロを駆使してドラマ「ギルガメッシュFIGHT」をPRする宣伝大使のイジリー岡田(中央)と、ランジェリー美女 イングヴェイ・マルムスティーンにスティーヴ・ヴァイ、ポール・ギルバート―。世界屈指の速弾きギタリストたちに憧れ、高速ピッキングの練習に励んだ記者の学生時代。同じ時期にまねしようとしても決してできなかったのが、タレント、イジリー岡田(58)の〝高速ベロ〟だ。
先日、そんな超絶テクニックの使い手が、宣伝大使を務めるParaviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」をPRするためランジェリー美女を引き連れて来社した。
同番組は1990年代にテレビ東京で放送され、自身も出演した伝説のお色気深夜番組「ギルガメッシュないと」のドラマ化で、エロに真正面から向き合った制作陣を描く作品。記者と同じ40代の男性なら一度はこっそり見たことがあるだろう。そして、こっそり舌の出し入れにもトライしたはずだ。
取材でもベロトークを展開。イジリーは自身の役となるサワリー尾中役の永野宗典(44)には直接伝授したといい、「今回の台本に『ベロの出し入れ』と書いてあったんですが、違うので直してもらいました。僕は上下させているんですよ」とニヤリ。ドラマのテロップには「ベロ指導・イジリー岡田」として名前を連ねており、「世界初じゃないですかね?」と笑った。
高速ベロは同番組の人気コーナー「ギルガメ治療院」で誕生。セクシー女優の生着替えをシルエットで見せる演出の際に、「視聴者をワクワクさせてCMに入ってもチャンネルを変えさせないように、興奮をかき立てるようにと。お風呂に入っているときに舌が早く動けば面白いかなと思ってやったら早く動いたっていうのが最初です」と振り返る。
役に立つかどうかはさておいて、なんとなくマスターしたい記者がさらなるコツを問うと、「生まれつきですよね。上下に動くか動かないかって、もうオギャーって生まれたときに決まっていると思うんですよ」とサラリ。自身も特に訓練なしで上下に動いていたといい、「ラッキーでした」とさわやかに〝てへぺろ〟を決めていた。
(宮越大輔)
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