秋田県からヤクルト球団へ秋田米の「サキホコレ」が贈呈され、石川雅規(左)と石山泰稚(右)が受け取る=沖縄県浦添市(撮影・今野顕) ヤクルト春季キャンプ(2日、沖縄・浦添) 秋田県の猿田和三副知事が2日、ヤクルトの1軍キャンプ地である沖縄・浦添を訪問。同県が9年間の歳月をかけて作り上げ、昨年10月に本格デビューした新ブランド米「サキホコレ」100キロを、同県出身の石川雅規投手(43)、石山泰稚投手(34)に贈呈した。
「両投手は秋田県のスポーツ大使をいまお願いしています。今年の1月に県庁にごあいさつに来られた際に、ぜひこのサキホコレのPRにもご協力いただきたいとお願いしたところ、きょうこのキャンプで、この時間をつくっていただいたということです」
25万件の応募の中からネーミングが決まった「サキホコレ」は「みんなが笑顔になって幸せが咲き誇ってほしい」という願いが込められている。特徴は白さとツヤが際立つ見た目、一粒ずつが大きくて食感の良さがある、口内に広がる甘さの3点。猿田副知事は「3つ合わせてが食味。食味では、われわれは日本一のお米だと思っております」とPRした。
自身も秋田高から慶大野球部に進み、1987年の全日本大学野球選手権では主将として同大を優勝に導いた野球の実績がある猿田副知事。両投手に対して「秋田県民は、両投手の活躍で大変元気をもらっております。今シーズンもぜひ2人の活躍で、ヤクルトが今度は日本一。相手(オリックス)の中嶋監督も秋田出身ですけど、また日本シリーズで秋田の関係者でいい試合をして、県民に元気を与えていただければという願いでございます」と期待した。
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