エランドール賞新人賞を受賞した中川大志を祝福するため小栗旬が駆け付け、抱擁 俳優、中川大志(24)が「2023年エランドール賞」(主催・日本映画テレビプロデューサー協会)の新人賞に輝き、2日、東京・京王プラザホテルで行われた授賞式に出席した。
映画やテレビで著しい活躍をした俳優らに贈られる67年の歴史ある賞で、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(主演・小栗旬)やTBS系「オールドルーキー」(主演・綾野剛)での演技が評価された。中川は「僕が子供の頃から活躍している小栗さんや綾野さんが現場で作品をよくするために諦めずに戦う姿を見て、僕ら世代も頑張らないと、憧れられる先輩にならないと、と思いました」とあいさつ。
そこへ「鎌倉殿の13人」で畠山重忠と北条義時として激しい戦いを繰り広げた小栗が祝福に駆け付け、花束を贈呈。小栗は「全ての俳優陣に果敢にチャレンジし、(武士の鑑といわれた)畠山重忠の姿と役者、中川大志の姿が重なって素晴らしい俳優だと思った」と絶賛。「まさか小栗さんが来てくれるなんて」と感激し、「僕も大河ドラマで主演できるように頑張りたい」と誓った。
新人賞はほかに芦田愛菜(18)、松下洸平(35)、岸井ゆきの(30)、間宮祥太朗(29)、奈緒(27)が受賞した。
エランドール新人賞を受賞した左から奈緒、間宮祥太朗、岸井ゆきの、松下洸平、芦田愛菜、中川大志プロデューサー賞は映画部門で松竹映画「ある男」の田渕みのり氏、秋田周平氏、テレビ部門でNHK「カムカムエヴリバディ」の堀之内礼二郎氏、プロデューサー奨励賞はテレビ部門でフジテレビ「ミステリと言う勿れ」の草ケ谷大輔氏が受賞した。同映画部門は該当者なしだった。
また、特別賞にアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」の製作委員会、NHK「鎌倉殿の13人」の制作チーム、フジテレビ「silent」の制作チームが受賞した。
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