セレモニーで花束をもらう阪神・岡田彰布監督 =宜野座村野球場(撮影・安部光翁) 阪神春季キャンプ(1日、沖縄・宜野座)阪神・岡田彰布監督(65)は冒頭の歓迎セレモニーでマイクを通してあいさつ。「宜野座村キャンプからアレを目指して、アレを勝ち取りファンの皆さんと一緒に喜びを分かち合いたい」と力を込めた。
2003年に始まった宜野座での春季キャンプは20周年。指揮官はあいさつで「アレ」を連呼し、スタンドに詰めかけたファンからは拍手が起こった。「コーチとして初めてこのグラウンドに降り、その年アレを成し遂げた。2005年には、監督としてアレを成し遂げた。宜野座村には長い、いい思い出がたくさんありました。アレを成し遂げた当時、選手だった仲間がコーチとして戻ってきてくれています。私は15年ぶりにタイガースのユニホームを着たわけですけど、数多くの先輩方の伝統の重みをすごく実感しています。なかなかアレにたどり着けない日々を送ってきたわけですが、アレに向かて23年のキャンプをスタートしたい」と意気込んだ。
宜野座村の当間淳村長は「まさに球春到来といったところだと思います。ここ宜野座で体を作っていただいて、技術を磨いていただいて、充実したキャンプを過ごしてください。18年ぶりのアレを目指していただきたい」と歓迎のエールを送った。春季キャンプは27日まで。
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