ミーティングに臨むソフトバンク・王球団会長(奥)と藤本監督=31日、宮崎市 3年ぶりのリーグ優勝と日本一へ、サバイバルが始まる。ソフトバンクは31日、キャンプ地の宮崎入り。空港では歓迎セレモニーが行われ、期待を背負う就任2年目の藤本監督は「競争は厳しくなる。己に厳しくならないと勝てない」と選手にハッパをかけた。
チームはオフに実績のある近藤や有原、オスナらを獲得。選手層が厚くなり、例年以上に激しい定位置争いが予想される。王球団会長は「結果は出すものではなく、つくるもの。自分が『主』という考え方を持ってほしい」と、ミーティングで訴えた。
昨年のキャンプは新型コロナウイルスに感染した影響で、宮崎への合流が遅れた主将の柳田は「(今年は)順調に迎えられて良かった。まずは自分が1年間戦える準備をしたい」と気を引き締めた。