ボクシングで1996年アトランタ五輪金メダルを獲得し、プロでもヘビー級世界王者となったウラジーミル・クリチコ氏(ウクライナ)がツイッターで30日、国際大会から除外されたロシアとベラルーシの選手について国際オリンピック委員会(IOC)が条件付きで復帰を検討していることに、バッハ会長を「戦争の共犯者となる」と強い口調で非難した。
キーウ市長のビタリ氏を兄に持つウラジーミル氏はロシアがウクライナの子どもや女性を苦しめているとした上でバッハ会長に「やめなさい。さもなくば、あなたは五輪精神を裏切ることになる」とロシア勢のパリ五輪参加を認めることを思いとどまるよう、進言した。(共同)
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