ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子個人第18戦(ヒルサイズ=HS235メートル)は29日、オーストリアのバートミッテルンドルフで行われ、小林陵侑(土屋ホーム)は222メートル、218メートルの合計402・3点で13位だった。
小林陵は1回目に力みのない飛躍でK点(200メートル)を大きく越える222メートルをマークしたが、トップ10を狙える位置で迎えた2回目に順位を落とした。今回のジャンプ台攻略の鍵に挙げていた終盤の伸びが足りず「最後に伸びないので、そこはどうにかしたい」と歯がゆそうだった。
前週の札幌大会で今季初勝利を含む2勝を挙げたが、得意とするフライングヒルの2連戦は続けて2桁順位と振るわなかった。「ビデオを見直したい」と言葉少なだった。(共同)
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