ヤンマーフィールド長居前に掲示された全選手の顔写真。〝虎のサンスポ〟もきょうは大阪国際女子マラソンを大展開しています ナニワの沿道に、声援が戻ってきた。大阪国際女子マラソンのランナーに声を掛ける人、人、人…。2023年のレースは、当たり前の光景に一歩も二歩も近づく、「声」復活の大会になった。
今大会は、競技場の改修などもあって、従来のヤンマースタジアム長居ではなく、お隣のヤンマーフィールド長居を発着。ところが、プレスルームは以前と同じヤンマースタジアム内。隣といっても、歩くと5分以上かかる。途中にはマラソンコースもあって、すぐには渡れない。報道陣は悪戦苦闘だ。
サンスポ運動部所属ながらマラソン事務局で頑張る平野佑治も、マラソン取材班キャップ西垣戸理大も、行ったり来たりでヘトヘトに。
「マジで疲れました」
西垣戸はグッタリしながら、激走・安藤の1面原稿を懸命に執筆していた。
「絶対に大変なのは予想できたので、10日前に平野に直接会って、アドバイスを送っておいたのですが…」
南の島・沖縄から、マラソンの状況を尋ねてきたのは新トラ番・邨田直人だ。
あらゆる想定をしながらビッグイベントに臨むが、それでも想定外が生まれるもの。昨年はマラソン事務局の一員として駆け回った邨田も、思い入れはひとしお。後輩にアドバイスせずにはいられなかったようだ。
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