「姫路城世界遺産登録30周年記念 平成中村座姫路城公演」の制作発表に登場した中村勘九郎(右)と中村七之助 歌舞伎俳優、中村勘九郎(41)と中村七之助(39)が30日、東京都内で行われた「姫路城世界遺産登録30周年記念 平成中村座姫路城公演」(5月3日~27日、姫路城三の丸広場)の制作発表に登場した。
姫路城で「平成中村座」が公演されるのは初めて。第1部は「播州皿屋敷」、第2部は「天守物語」など、姫路城にまつわる演目を含めた4演目が披露される。
姫路城での初公演に勘九郎は「本当に光栄です。ここで中村座ができないかなと思っていたので…魅力的で魔力も持っているお城なのでワクワクします」と感激。新型コロナが5月から5類に移行する方針ということもあり、「ご飯を食べて、お酒を飲んで、昔の中村座が正式に帰ってくるんじゃないかな。素直に楽しめる空間になるのはありがたい…やっとだなと思います」と期待を寄せた。七之助も「中村座としていったことのない土地なので、また新たな1ページが加えられることがうれしく思います。見終わった後に本物があるのはなかなか味わえない」と力を込めた。
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