お笑いコンビ、ジョイマンの高木晋哉(42)と池谷和志(41)が29日に配信されたお笑いコンビ、鬼越トマホークのユーチューブチャンネルに出演。2014年8月の「サイン会0人事件」を振り返った。
今回の動画は鬼越の2人がジョイマンを招き、彼らの歴史を振り返る企画。ジョイマンといえば 「なななな~」とゆるやかにダンス&ラップするネタで2008年に大ブレイクしたが、その後、一気にメディアでの露出が減り、「一発屋」と言われた。近年、再ブレイクを果たしている。
「サイン会0人事件」はドン底だった2014年に起こった。「あれは8月3日…」と日付までしっかりと記憶している高木は、「東京・町田の駅ビルで、町ぐるみの営業みたいな感じで。何組か芸人さんが行っていて、その中にサイン会もやりましょうっていう企画だった」と語った。
事前にスタッフから「整理券が50枚、捌けている」という情報を聞いていたジョイマン。「なら大丈夫か」と思っていたが、「ひとりも来なかった」という。
鬼越トマホークの金ちゃん(37)が、「整理券が捌けているっていうのはどういうことだったんですか?」と聞くと、高木は「多分、ばらまいたんだと思う」とキッパリ。スタッフがチラシのように無理やり渡していたのでは、と推測した。池谷は「何が起きているかわからない状態だった。ずっと待っていたから」と呆然としていたと回顧した。
池谷によると、「ジョイマンサイン会」という「のぼり」が立て掛けられていたため、実際は通りすがりの人からは「じゃあサインもらっておこうか」というアクションもあったという。しかし、スタッフが「整理券持ってないならダメです」と断った。それを聞いた金ちゃんは「もし、整理券を持っている人が全員来ちゃったら、色紙が足りなくなるから…。それきついな。なるほどシステムがあんまりよくなかったっていうのもあるんですね」と苦笑いを浮かべた。
「この状況を自分らの中で抱え切れないと思った」と高木。その場面を写真におさめ、ツイッターにアップしたところ、大バズリ。「あれで方向性が決まった。哀愁ツイートみたいな」と、キャラ作りの転機になったと振り返った。
この記事をシェアする