Rソシエダードでキャリアハイのシーズン送る久保建英「ゴールが欠けている。チャンスを作ってくれるのでものにしないと」 RソシエダードのMF久保建英は『モビスタール・プルス』のフラッシュインタビューに応じ、Rマドリード戦を振り返った。
Rソシエダードは29日、ラ・リーガ第19節でRマドリードと対戦。久保は股抜きシュートなど存在感を発揮し、先発フル出場となった。チームはスコアレスドローに終わり、久保は「僕たちは後方に多くの人を割いて良い守備を見せました。チームはしっかり相手と競い合えています。水曜の試合は退場者(ブライス・メンデス)が出たことが響きましたが、11人対11人ではどんな相手とも渡り合えることを示せたと思います」と手応えを口にした。
また、ここまで3位と好調のチームの要因について久保は「僕たちは失うものがありません」とし、こう続ける。
「チームの雰囲気は良いですし、しっかり練習に取り組めています。負傷者は出ていますが、良い形で試合を迎えることができているんです。このチームの雰囲気、環境が大きな助けになっていますね」
久保個人としても公式戦23試合3ゴール5アシストを記録するなどキャリアハイのシーズンに。それでも、「ゴールが欠けていますよね」と自身に改善を求める。
「チャンスの場面でどうだったか自覚はありませんが、ゴール前でもっと落ち着く必要があります。トップレベルの選手まで飛躍するためには、もっとゴールやアシストを記録する必要があると思っています。今日、チームメートがつくってくれたチャンスを考えれば、しっかり物にしなければなりませんでした」
「どうやって飛躍を果たすのか? 手にするチャンスがベースになると思います。このチームでは3~4回のチャンスを手にすることを常としています。自分が重要な存在と感じられ、落ち着きを手にしていくことができるならば、繰り返しトライしていけばいいのかと。このチームはボールを持つことができて、チャンスを迎えさせてくれます。あとは、それをゴールにすることだけが欠けているんです」(Goal.com)
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