卓球・全日本選手権最終日(29日、東京体育館)2024年パリ五輪代表選考の対象となるシングルスの決勝が行われ、男子は戸上隼輔(21)=明大=が張本智和(19)=IMG=に4―2で勝ち2連覇。男子ダブルスと混合ダブルス優勝の張本智は3種目制覇を逃した。
張本智は決勝で戸上に敗れ、男子で史上2人目の3冠には届かなかった。「終始劣勢で、相手の攻撃に圧倒されていた」。昨年の世界選手権団体戦で中国勢に2連勝した日本のエースだが、全日本では4大会連続でシングルスの頂点に立てていない。「相手が想像以上のことをしてきても動じずに打ち返せる力をつけたい」と成長を誓った。
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