入団会見を行った新外国人のジェレミー・ビーズリー(左)とブライアン・ケラー=甲子園球場(撮影・中島信生) 阪神の新外国人、ブライアン・ケラー投手(28)=前レッドソックス3A、ジェレミー・ビーズリー投手(27)=前パイレーツ3A=の両右腕が28日、西宮市内で入団会見を行った。
3A通算では62試合に登板して9勝9敗、防御率3・64で、191㌢という長身右腕のB・ケラーは「日本語ガ少シ分カリマス。デモ、マダマダデス」と覚えたてでありながら流暢な日本語を披露。先発として期待されているなか、チームには昨季に阪神に入団した同じ名前のカイル・ケラー投手(29)がおり、「同じ名字というのは初めて会った。七回までしっかりと投げ切って(K・)ケラーにつないで、『KK』というリレーができたらいいなと思っている」とケラーコンビで勝利をつかむことに意欲を示した。
メジャー通算18試合の登板で0勝1敗、防御率5・84の数字を残し、高い奪三振率を誇るビーズリーは「闘志を前面に出して投球するスタイル。バッターが打つまではしっかりと抑えるぞ、いう気持ちで投げるようにしている」と自身のタイプを紹介。リリーフとして期待されており「僕の仕事はチームを勝ちに導くこと。勝ちにこだわること、チームの勝利に貢献することでチームを優勝させることを目標にやっていきたい」と意気込んだ。
この記事をシェアする