【センバツ出場校OBコメント集】阪神・近本光司「僕自身も改めてまた頑張らないといけないなと思った」 第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕予定・甲子園)の出場校を決める選考委員会が27日、大阪市内で開かれ、昨夏の甲子園大会で東北勢として初優勝した仙台育英(宮城)や、昨春の選抜大会を制した大阪桐蔭が選出された。部員への体罰で監督が解任された東海大菅生(東京)も選ばれた。
5度の優勝を誇る東邦(愛知)のほか、元プロ野球選手、清原和博さんの次男、勝児がいる慶応(神奈川)や、履正社(大阪)報徳学園(兵庫)、智弁和歌山、広陵(広島)、沖縄尚学なども名を連ねた。龍谷大平安(京都)は42度目、北陸(福井)は34年ぶり。能代松陽(秋田)と光(山口)は春初出場。彦根総合(滋賀)は夏も合わせて初。
練習環境などのハンディ克服や、地域貢献といった戦力以外の特色を加味する21世紀枠は、石橋(栃木)氷見(富山)城東(徳島)の公立3校を選出した。氷見は30年ぶり2度目の出場で、城東と石橋は春夏通じて初。
第95回大会は、記念大会のため例年より4校多い36校が出場。組み合わせ抽選会は3月10日に出場校の主将が参加して対面で行われる。
◆阪神・近本光司外野手(兵庫・社高OB)の話「母校の出場はやはりうれしいし、僕自身も改めてまた頑張らないといけないなと思った。甲子園で野球ができることを楽しみながらプレーしてほしい」
◆DeNA・田中健二朗投手(静岡・常葉大菊川高OB)の話「選手たちのひた向きな努力と頑張りが甲子園出場という結果に結び付き、OBとして本当にうれしく思う。同級生でもある石岡監督の下、最高の舞台で思う存分楽しんで喜びを分かち合ってもらえたら」
◆DeNA・松尾汐恩(まつお・しおん)捕手(大阪桐蔭高)の話「甲子園は自分の持っている以上の力が発揮できる場所。感謝を持っていつも通りのプレーをすれば絶対大丈夫だと思うので、どこのチームよりも勝ちにこだわって頑張ってください」
◆巨人・浅野翔吾外野手(香川・高松商高)の話「夏(の甲子園)はベスト8。僕たちの結果を超えてくれたらうれしい。先輩である僕たちはしっかり応援して、結果を残してくれれば」
◆ソフトバンク・上林誠知外野手(宮城・仙台育英高OB)の話「去年の夏に続き、優勝を期待している。慢心せずに挑戦者の気持ちで挑んでほしい」
◆ソフトバンク・嶺井博希捕手(沖縄尚学高OB)の話「後輩たちの活躍にはとても刺激をもらい、自分の頑張れる原動力でもある。甲子園の場でも自分自身、そして仲間も信じて頑張ってください」
◆ソフトバンク・東浜巨投手(沖縄尚学高OB)の話「とてもうれしく思う。沖縄尚学らしい戦いをして、1試合でも多く甲子園でプレーしている姿を見せてください」
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