記者の質問に答えるスターツ・上杉真穂=27日午後、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪(渡辺大樹撮影) 「第42回大阪国際女子マラソン」(29日、大阪・ヤンマーフィールド長居発着、サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)の招待選手が27日、大阪市内のホテルで会見した。昨年2位の上杉真穂(27)=スターツ=は攻めのレースを宣言。2024年パリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月15日、東京都内)の出場権をすでに得ており、「チャレンジできたらMGCで勝つことにもつながる」と浪速路を〝前哨戦〟とする。
2位と躍進し、大きな飛躍につながった昨年の大阪国際。3年連続で参戦する上杉は、今大会をMGCの〝前哨戦〟に位置付け、ライバルたちを相手に攻めの走りにチャレンジする。
「MGCに向けて大阪のマラソンはとても大切な一歩。自分で前に出て勝負することができていなかったので、今年は自分で怖がらず前に出てレースをする、ということを目標にレースや練習をしてきた。今回のレースでチャレンジできたら、MGCで勝つことにもつながるんじゃないかな、と思います」
昨年大会では自己ベストの2時間22分29秒をマークし、MGCの切符を手にした。確かな成長を実感させてくれたのが浪速路だ。上位2選手が2024年パリ五輪代表に内定するMGCに向け、今回は攻めのレース展開をプランに掲げる。
この記事をシェアする