初の全国ソロツアーを福岡・DRUM LOGOSでスタートさせた岡田奈々=福岡市 昨年11月にグループからの卒業を発表したAKB48の岡田奈々(25)が27日、初の全国ソロツアーを福岡・DRUM LOGOSでスタート。4月1日に神奈川県民ホールで単独公演を行い、同2日の東京・秋葉原のAKB48劇場公演で卒業すると発表した。
初の全国ソロツアーを福岡・DRUM LOGOSでスタートさせた岡田奈々=福岡市アンコールで「最終活動日が決まりました」と報告すると、会場の約500人から「(愛称の)なぁちゃん早い~」と卒業を惜しむ声。約10年のアイドル人生を過ごした岡田は「これで悔いなくAKBの一員として最後まで活動できます」と完全燃焼を約束した。
この日は大寒波で福岡にも雪が舞う中、48グループ随一の歌唱力で熱いステージを展開。「48グループへの感謝を込めたい」と明かす通り、歌唱曲も各グループの人気曲で構成し、AKBの「夕陽を見ているか?」など21曲を熱唱した。
初の全国ソロツアーを福岡・DRUM LOGOSでスタートさせた岡田奈々(左)とゲスト出演したHKT48の秋吉優花(右)=福岡市岡田はAKBとの兼任でSTU48のキャプテンを務めた48グループの中心メンバー。ツアー自体も大阪、愛知など48グループの拠点6都市と自身の出身地、神奈川の7都市で開催する。この日は派生ユニット、Nona Diamondsを組んだ地元・HKT48の秋吉優花(22)が出演。ユニット曲「はじまりの唄」を披露して福岡らしさを演出した。
岡田は昨年11月に俳優、猪野広樹(30)との交際を報じられたことを受け、同月のSNSで謝罪をした上で卒業を発表。アンコールでは感極まったような表情もみせたが、中盤では笑顔で「(ライブが)始まる前は不安でしたが、みなさんの笑顔をみたらホッとしました」と感謝した。この日は約1時間40分のライブだったが、岡田はファンの声援を受け、「これからはもっと(時間の)長いライブをやりたいです」と卒業後の飛躍も誓っていた。
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