DeNAのドラフト2位・吉野光樹(てるき)投手(24)=トヨタ自動車=が25日、神奈川・横須賀市の球団施設「DOCK」で新人合同自主トレに参加。沖縄・宜野湾市での1軍キャンプスタートが決まった右腕は、九州学院高の後輩であるヤクルト・村上宗隆内野手(22)との対戦を心待ちにした。
「後輩との対決は注目されると思う。自分自身もすごく楽しみにしています」
キャンプ期間中の2月12日に初の対外試合となるヤクルト戦(浦添)が組まれている。昨季の三冠王を獲得した村上相手に好投すれば開幕1軍へアピールとなるだけに「抑えていけたらいい」とうなずいた。
この日はドラフト1位・松尾(大阪桐蔭高)とバッテリーを組んでブルペンで20球。「順調にきていると思う。(松尾のキャッチングは)すごく投げやすかった。構えがきれいで、すごく細かいコミュニケーションを取ってくれる。投手に寄り添ってくれる感じだった」と評価した。
キャンプインまで残り1週間。「大貫さんは体の動かし方にこだわっていると聞いた。打者の見方であったり、そういう部分も聞いてみたい」。〝後輩斬り〟で開幕1軍の切符をつかむ。(横山尚杜)
この記事をシェアする