会見に出席した(左から)プライムビデオマネージャー・児玉隆志氏、里崎智也氏、福留孝介氏=ホテル雅叙園東京(撮影・山戸英州) 動画配信サービス「プライムビデオ」が25日、東京都内で会見を開き、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う野球日本代表「侍ジャパン」の全試合をライブ配信すると発表した。解説を務める元ロッテ・里崎智也氏(46)、元中日・福留孝介氏(45)が登壇し、覇権奪回への鍵を挙げた。
2006年の第1回大会で正捕手として世界一に貢献した里崎氏は、投打のキーマンとして甲斐(ソフトバンク)を挙げ「過去、(WBC日本代表の)捕手は全員打っている。甲斐が打てるかどうかが下位打線の厚みを増すためにも鍵になってくる」。守備面では「(米国代表の)トラウトが10割打つわけではない。必要以上にリスペクトしすぎないことが重要」と助言を送った。
同じく第1回大会で世界一に貢献し、準決勝の韓国戦では代打で決勝本塁打を放った福留氏は、大谷(エンゼルス)ら中軸の後ろを打つ打者を鍵に挙げ「山川選手(西武)や岡本選手(巨人)。そういう選手がある程度状態を上げておいて、そこで点が取れる打線がつくれるとチームの試合運びが楽になる」と代表が内定する大砲2人に期待した。
昨年のサッカーW杯カタール大会ではインターネットテレビ「ABEMA」が全64試合を無料放送し、話題となった。WBCにも新たなコンテンツが参入し、再び過熱する。(横山尚杜)
この記事をシェアする