「京都の雪、すごかったで」
京都出身の大監督・吉田義男さんが、京都生まれの大後輩である私に教えてくれた。24日に京都市内でイベントがあり、終了後に車で家路に就いたが、なんと2時間半以上かかって、自宅に着いたのが午前3時を回っていたんだとか。
確かに京都は大変だったようだ。うちの京都市内の実家に朝刊が届いたのは夕方4時過ぎ。信じられないことが起きてしまう。それが自然の恐ろしさだ。
吉田さんは「けさも、車は時間が読めないから、早めに家を出て、電車で来ましたわ」と笑っていた。話を聞くだけで、ものすごく大変そうだが、89歳は寝不足の様子もなく、元気はつらつに「甲子園歴史館」の会議に出席していた。
一方でOB会長・川藤幸三さんは寒波の影響で移動できずに無念の欠席。「10年に一度」は、帰宅や出勤に大影響を与え、あちこちで混乱が起きていた。
わがサンスポ運動部は、意外に被害は小さかった。当番デスク・白石大地はJRが運転取りやめだったため阪急電車の駅まで約20分歩いた、というのが一番の〝被害者〟。整理部次長・芝崎正剛は「駅に着いたら、運よく10分後に運転が再開。乗った電車が新大阪駅でほかの電車の待ち合わせをしたので地下鉄に乗り換えた」と説明。まあ、その程度の被害だ。
例によって、締め切り時間が大幅に繰り上げとなったが、トラ番部隊にも遅刻、欠席がなく、テキパキと原稿ができあがっていった。
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