W杯後の6試合でわずか1勝、その間13失点…失速のACミランにマルディーニ「想定の範囲内」 ACミランのテクニカルディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏が、チームの現状について語っている。
昨季11年ぶりにセリエA制覇を果たし、今季も前半戦で激しい優勝争いを繰り広げていたACミラン。カタール・ワールドカップによる中断までの15試合で10勝3分け2敗の成績を収めていたが、中断明けに失速。24日にはラツィオに0-4と完敗を喫した。さらに11日のコッパ・イタリアではラウンド16で敗退、18日に行われたスーペル・コッパ・イタリアーナではインテルミラノ相手に0-3と敗れ、厳しい状況が続いている。
すでに首位ナポリには12ポイント差をつけられ、5位インテルミラノとは1ポイント差の2位となったACミラン。ワールドカップ後の公式戦6試合でわずか1勝(2分け3敗)、その間13失点と不調が騒がれている。マルディーニ氏は冷静に状況を分析した。
「コッパ・イタリアでは敗退し、スーペル・コッパ・イタリアーナでは惨敗した。ここ数試合で11失点を喫している。昨季は我々のスピリットと共に戦って優勝できたのだから、もう一度それを見つけなければ」
「批判があるのは当然だ。だが、最悪の状況を考えてはいけない。このチームは想定の範囲内だ」
そして「我々が仕事を欠かしたことはないし、すべてのトレーニングセッションに参加している」としつつ、「時々こういったことは起きる。だが、立ち直る方法はわかっている」とも言及。巻き返しを誓った。(Goal.com)
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