フォトセッションにおさまる(左から)木村昴、谷隼人=東京・目黒雅叙園(撮影・戸加里真司) AmazonのPrime Videoで4月下旬から世界配信される「風雲!たけし城」の会見が25日、東京都内で行われ、俳優、谷隼人(76)と声優、木村昴(32)の出演が発表された。1986~89年に絶大な人気を誇ったTBS系視聴者参加型バラエティー番組の34年ぶりとなる復活で、オリジナル版から続投する谷は「すばらしいものができた」とキッパリ。昭和から令和へ、時代を越え、再び爆笑と興奮を届けることを約束した。
海外でも熱狂的なファンを持つ、伝説のバラエティー番組が満を持して復活。オリジナル版から引き続き攻撃軍の隊長を務める谷は、役衣装で登壇し、「これを着て現場に行ったときにバッと34年前に戻った。あの頃よりスケールアップしている。令和版の『たけし城』ですよ!」と興奮をあらわにした。
「風雲!たけし城」は、ビートたけし(76)が城主を務める難攻不落のたけし城を攻め落とすべく、一般応募者約100人が体を張って数々の難ゲームに挑むアトラクション系バラエティー。米国、英国、アジア、南米など150以上の国・地域で放送されたほか、各国で現地版も制作された世界的な大ヒット番組だ。
〝昭和版〟でおなじみの「竜神池」、「ジブラルタル海峡」など、懐かしのゲームが〝令和版〟では最新技術を駆使して、さらに難易度がレベルアップ。ユニークでバラエティーあふれる新ゲームも登場予定だが、たけしや「たけし軍団」が出演するかなど詳細は明かされていない。
昨年7月から、かつてと同じ横浜市・緑山スタジオで撮影が行われ、〝昭和版〟を知らない世代や外国人を含む1300人以上の応募者から選ばれた300人以上の挑戦者が必死に本丸を目指した。ある者は泥だらけになり、ある者は水浸しに…。TBSの片山剛プロデューサーは「映像だけで、笑いも感動も伝わる。言葉がいらないから、どこの国の人でも簡単に理解できる」と分析。令和版でも数々の名シーンが誕生しそうだ。
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