西武D1位・蛭間拓哉に陸上元日本記録保持者がお墨付き 西武の新人合同自主トレが25日、埼玉・所沢市の球団施設で行われ、ドラフト1位・蛭間拓哉外野手(22)=早大=が、講師として招かれた陸上男子200メートル障害の元日本記録保持者、秋本真吾氏(40)から阪神で3度の盗塁王に輝いた阪神・近本級の才能を持つと絶賛された。
「正しいフォームができていなかったというのを改めて感じた。すごくためになったのでこれから生かしていきたい」
座学と実技を〝受講〟した蛭間は効果を実感。過去に阪神などでも指導を行ってきた秋本氏は「久々にすごい選手をみた。最初に映像を見たときは絶対にけがをしてしまう走り方だったが、今日は別人。(阪神・近本とも)遜色がない」と身体能力、修正能力の高さに太鼓判を押した。
走攻守の三拍子そろった外野手で、即戦力として期待されている。50メートル5・9秒の俊足を誇る22歳は「これを継続できないと意味がない。練習メニューをもらったので取り入れてきたい」と貪欲に語った。(石井孝尚)
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