昨年10月の秋季練習で、守備練習をする佐藤輝明をジッと見つめる阪神・岡田彰布監督 阪神・岡田彰布監督(65)が24日、フル出場の期待をかける佐藤輝明内野手(23)に主力としての〝自覚〟を求め「継続して」基礎から鍛えると予告した。今季は三塁に固定される方針で、これまで以上に堅実な守備力が必要不可欠になる。守備固めを出されるようでは困ると語り、2月の沖縄・宜野座キャンプでは馬場敏史内野守備走塁コーチ(57)が徹底的に鍛え上げる。
猛虎を背負う男なら当たり前よ! 岡田監督はプレーボールからゲームセットの瞬間まで、佐藤輝にグラウンドに立ち続ける姿を求めた。2月の宜野座で徹底的に三塁の守備力を鍛え上げ、フルイニング出場できる土台を作る。
「ポジション的にも打順的にも、ずっとな、主力はやらなあかんわけやから。その辺は3打席打ったら守備固め、っていう選手になったら困るからな。やっぱ全部出て」
ホットコーナーを守り続けてチームを引っ張るのは、並大抵のことではない。高い壁を飛び越えるために、昨年11月に高知・安芸で行われた秋季キャンプの〝宿題〟を、宜野座で朝から晩まで白球を追って消化する。
佐藤輝は中野とともに「侍ジャパンシリーズ2022」に出場後、キャンプに途中合流。その後別メニュー調整などもあった。虎将も「秋も(キャンプ終了まで)1週間しかおらんかったからな。それはもう(春季)キャンプな、継続してやらなあかんと思うよ」との方針を示した。
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