馬場内野守備走塁コーチもスローイングや足さばきなどのチェックポイントは「全部ですよ」ときっぱり。昨年まで虎は、5年連続でリーグワーストの失策数を記録した。守りが岡田野球の根幹だ。背番号「8」にも地道な基礎練習を課し、レベルアップさせる。
岡田監督は「そら本当に打順(が)回ってこんと、同点とかで、そのときはもうスペシャル(佐藤輝への代走などを)いくかもしれんけどな」と、起用法に〝例外〟があることも言及しつつ「基本的には全部試合に出るというのが、まず基本やからな」と〝主力の自覚〟を求めた。厳しい鍛錬を積み、佐藤輝が黒土の上に立ち続ける。(新里公章)
■岡田監督と佐藤輝VTR
★秋季練習 新体制発足後から岡田監督は佐藤輝に期待大。「不動のファースト(大山)、サード(佐藤輝)の2人でクリーンアップを打つ。そういうのがいいんじゃないかな」と三塁固定起用を明言した。
★秋季キャンプ 佐藤輝は侍ジャパン強化試合に出場したため途中参加。ただ精彩を欠く動きが続き、岡田監督は「佐藤は、もうちょっとね…。守りにしても、打つ方にしても、彼ができない部分はある」と苦言を呈した。
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