混合ダブルス準々決勝でゲームを先取し、ガッツポーズする張本智(手前)、早田組=東京体育館 卓球の全日本選手権第3日は25日、東京体育館で行われ、混合ダブルスで2連覇を目指す張本智和(IMG)早田ひな(日本生命)組は準々決勝で篠塚大登(愛知工大)木原美悠(エリートアカデミー)組を3―0で退け、世界選手権個人戦(5月・南アフリカ)の出場権を得ているペア同士の一戦を制した。
優勝候補の張本智、早田組は今大会最大のライバルとみられていた篠塚、木原組を寄せ付けなかった。早田のレシーブが光った。男子の篠塚が攻め込んできても素早く反応して相手の得意パターンに持ち込ませず「粘るところは粘る。連続性が大事だと思った」と語った。
張本智は早田の強烈なフォアドライブをたたえ「男子と組んでるような戦術も組み立てられる。心強い存在」と話した。難関を乗り越え「気を引き締めれば優勝できると思うので変わらず全力で戦う」と準決勝、決勝を見据えた。
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