内田篤人氏が考えるJリーグの魅力「発煙筒が飛んだり、馬の機動隊やらで…」 Jリーグが25日に開催した「Jリーグ30周年オープニングイベント」にて、内田篤人氏が日本の魅力を語っている。
2023シーズンで開幕から30周年を迎えるJリーグ。25日のイベントにはチェアマンの野々村芳和氏やサッカー解説者の松木安太郎氏、近年に現役を退いた内田篤人氏、中村憲剛氏、槙野智章氏といった豪華なゲストに加えて、タレントの観月ありささんが登壇し、トークセッションなどが行われた。
観月さんにJリーグの魅力をプレゼンするトピックでは、川崎フロンターレのレジェンドである中村憲剛氏が「地域密着」をアピール。Jリーグには全60クラブあるため、ほとんどの地域をカバーできることもあり、「地域の課題解決にJクラブや選手たちが取り組むことで、お子さんたちに憧れてもらったり、お年寄りに活力を与えたり、サッカーをピッチでやるだけではなくピッチ外の活動もすごくたくさんの回数活動している」と語った。
また、同様のテーマでは内田篤人氏が「安心・安全」と回答。内田氏は現役時代にシャルケやウニオン・ベルリンで活躍し、キャリアの大部分を海外で過ごしたが、だからこそJリーグの大きな魅力を感じることができていると説明した。
「本当に日本は安心、安全です。僕もドイツに行っていましたが、発煙筒が飛んだり、警察官が馬の機動隊やらでサポーターを会わせないようにしたりする中で、Jリーグは子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで通うことができて、安全に家まで帰れるということは本当にすごく大事なことで、魅力の一つだと思います。試合だけじゃなくてJリーグの練習も見に行けます。非公開の時以外は普段の素顔を、会話なんかも聞けます。Jリーグの非常に魅力的な部分だと思います」
このコメントを聞いた松木氏は「安心安全の安は僕がついてるんですよね。安太郎なんで」とお馴染みの“松木節”を炸裂させる。続いて、マイクを握った観月さんは苦笑しながらも「女性が一人で見に行っても安全で、安全に見られて、ちゃんと一人で安全に帰れる」点が日本ならではだと大きく頷いた。(Goal.com)
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