元宝塚の娘役の天瀬はつひがこのほど、サンスポ公式サイトのインタビューに応じ、ロードバイクの魅力を存分に語った。2020年9月に宝塚歌劇団を卒業。その後は舞台を中心に活動し、歌や演技とマルチに活動している。
「卒業してからは、なんでも自分で決められて楽しいけれど、宝塚ではやることが全部決まっていたので、改めていろいろと守られていたんだなと実感しています。本当に宝塚には感謝の気持ちでいっぱいです。私は自転車や着物と好きなことが多いので、趣味に時間を割くことが出来るようになったのはうれしいですね」と心境を明かした。
★ロードバイクは宝塚を卒業してから始めた趣味のひとつ
「父が自転車が好きで、小さい頃は父の後ろを追いかけて走っていたんですよ。宝塚では自転車にあまり乗れなかったので、ずっと乗りたいなって気持ちはあったんですよね。ただこの時はロードバイクを持っていなかったので、ママチャリで実家の栃木から自宅のある東京まで走ってみたり、神奈川県の城ヶ島まで初日の出を見に行ったりして。でもママチャリだとすごい大変で、ロードバイクが欲しいなって思って購入を決めました。あと、東京五輪でケイリンの女子選手の活躍を見たのもきっかけです」
★愛車は「GIANT ロードバイク CONTEND AR(ALL ROAD) 1」
「コンテちゃんって呼んでいます。タイヤが太めのグラベルロードバイクで山道も走れるんですよ。フロントフォークがカーボンで、ペダルは三ヶ島に変えました。足首の負担が軽いんです。あとサドルもセライタリアにしたのでフカフカで最高です」
★目標は「ロードバイクを通じていろいろな人と繋がりたい」
「これから日本中を走り回りたいですね。行ってみたい所がたくさんあって、時間が足りません。自分で修理が出来るようになったら北海道にも行きたいです。北海道は街から街へ距離があるので、自分で修理が出来ないと旅が出来ないんですよ。野営にも興味があるんですけど、荷物が重くなるのがネックですね。ロードバイクを通じていろいろな人と繋がりたい。いつか彼氏が出来たら、一緒に日本中をツーリングデートもいいですね(笑)」
★ロードバイクの魅力とは
「健康になれる! 電車代もかからないし。ガソリンも使わないので、エコな乗り物です。もっと自転車人口が増えてほしいなと願っています」
★女優業について
「たくさんロードバイクの話をしてきましたけど、本業は舞台役者です。3月31日~4月2日に池袋あうるすぽっとで行われる『OL三国志』っていうコメディー作品に出演します。〝出来る女上司〟の役を演じていますので、ぜひお越し下さい」
天瀬はつひ(あませ・はつひ)
166・5センチ。2013年宝塚歌劇団に入団。99期。同年、雪組にて初舞台。娘役として宙組公演「神々の土地」、「オーシャンズ11」などに出演。20年に宝塚歌劇団を退団。現在は舞台などで活躍。
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