米プロバスケットボールNBA、ウィザーズの八村塁(24)がトレードでレーカーズに移籍することを両チームが23日、発表した。2019年に日本人として初めてドラフト1巡目指名を受けた同選手は、NBA最多タイの優勝回数を誇る人気チームで飛躍を目指す。
宮城・明成高(現仙台大明成高)出身で、米ゴンザガ大を経てウィザーズ入りした。4季目の今季は先発出場がなく、30試合で1試合平均13得点、4・3リバウンド。右足首のけがで一時離脱したが、自己最多の30得点を2度記録した。ウィザーズとは今季が契約最終年だった。
通算成績は177試合で平均13得点、5・1リバウンド。入団1季目には新人ベスト5に当たるオール・ルーキー・チームの2番目のチームに選ばれた。
レーカーズはロサンゼルスに本拠地を置き、セルティックスと並ぶ17度のリーグ制覇を達成。20年にヘリコプターの墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントさんら数々のスーパースターがプレーし、現在はNBAの顔といえるレブロン・ジェームズが在籍している。(共同)
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