胸に輝くJoshinロゴを指さしつつ、しっかりと「J」のポーズを作る佐藤輝(球団提供) タイガースユニホーム(ホーム)の左胸に「Joshin」の文字が輝くことになった。昨年までの坂本誠士郎のユニホームで、キャプテンマーク「C」が張り付けられていたあたりか。
従来の右袖と、新たな左胸。これが史上初らしい。上着2カ所に企業名が記されるユニホームは日本プロ野球では存在しなかった。どんな話題でも、史上初は誇っていい。
この2カ所に加えてキャップ、ヘルメットの4カ所も異例だとか。昔のようなシンプルにチーム名だけのオーソドックスを懐かしむ方もいるだろうし、最近の独立リーグのような広告だらけでワケ分からないほうがド派手で好みだという方もいるだろう。まあ、広告が増えていくのは、今ドキというか、この令和の時代の流れだろう。
サトテルが着ている写真を見る限り、この程度なら違和感も感じないし、OKでしょう。あまり増えてゴチャゴチャになったら、さすがに伝統球団だから違和感がでるだろうけれど。
「Joshinといえばタイガース」のイメージもすっかり定着している。ヘルメット広告が初めて登場したのが2002年。ずいぶん昔だ。
その後、テレビCMに次々と主力が出演した。思いつくままに名前を挙げただけでも今岡、赤星、矢野、藤川、鳥谷、能見、藤浪、梅野…。
最近は誰も出ていない。今回の広告掲載にも携わった阪神球団の河内英人営業部課長に尋ねてみた。
「ことし、こういう形で今まで以上に上新電機さまから協賛いただいたので、若手選手が大活躍して、またCMに出るような話になっていければいいですね。それには、タイガースが『アレ』を実現して、上新電機のお客さんも増えるという条件も必要でしょうが」
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