米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が米全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク(NY)支部主催の晩餐(ばんさん)会に不参加であることが22日、分かった。一昨年はコロナ禍、昨年は労使交渉の決裂から2年連続で中止となり、ことしは3年ぶりの開催。BBWAAのNY支部では過去2年の受賞者の招待を検討していた。
1924年にスタートした同晩餐(ばんさん)会は、全米野球記者協会が選出する各リーグのMVPやサイ・ヤング賞(最優秀投手)など各賞の受賞者らが参加する歴史ある会。今回は、28日(日本時間29日)に開催されリーグ新記録の62本塁打を放ち、MVPに選出されたアーロン・ジャッジ外野手(30)らが参加する予定だ。
大谷はア・リーグ新人王を獲得した翌年、2019年1月に出席。受賞の際にはすべて英語でスピーチをしながら「次回は、このカンニングペーパーなしでスピーチできるように」とにこやかに話していた。
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