藤井王将(左)を破り、王将戦第2局に勝利した羽生九段(日本将棋連盟提供) 将棋の藤井聡太王将(20)=棋聖・竜王・王位・叡王との5冠=に羽生善治九段(52)が挑む第72期王将戦七番勝負第2局が21、22日、大阪府高槻市の温泉旅館「山水館」で指され、先手の羽生九段が101手で勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイとした。
羽生九段が積極的に攻めて藤井王将を何度も長考に追い詰めた。「最後はちょっと怖かったんで、何かあったらしようがないと思っていましたが、詰まなくてよかったですね」と対局を振り返った。
第3局は今月28、29日に石川県金沢市の「金沢東急ホテル」で行われる。「いい将棋が指せるように自分なりにしっかり調整して臨みたいと思います」と次を見据えた。
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