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西武・中村剛也は集大成の新バットで挑む 通算500号にあと46本「1年では難しいが近付けるように」

自主トレを公開した西武・中村剛也=埼玉県所沢市(撮影・加藤圭祐)

西武・中村剛也内野手(39)が16日、埼玉・所沢市の球団施設で自主トレーニングを公開。8月で40歳を迎える22年目のシーズンへ、プロ入り後初めて先端をくり抜きした〝不惑の集大成〟バットで臨むことを明らかにした。本塁打王6度のベテランはレギュラー再奪還を誓うと同時に、残り46本に迫る史上9人目の通算500本塁打到達を見据えた。

8月で40歳を迎えるシーズンを前に、中村は〝新相棒〟と挑むことを決意した。

「去年はあまり試合に出られず成績も良くなかった。またレギュラーとしてしっかり出られるようにやりたい」。昨季は打率・196、12本塁打、31打点。終盤は代打が主戦場となった。本塁打王6度。往年の輝きを取り戻すため、バットの大幅なモデルチェンジに踏み切った。

西武・中村剛也は通算500号まであと46本(撮影・加藤圭祐)

昨季は33・5インチ(約85センチ)、885グラムの岡本和真(巨人)モデルを使用。自身は「昨シーズン中にふと思って…。全然違うものを使います」と多くを語らなかったが、契約するSSK社の担当者によると今季は長さは同じで、重量は5年ぶりに大台となる900グラム。最大の特長はプロ22年目で初めてバットの先端をくり抜いたことだ。

同担当者は「振り抜き最重視ということで。打球部は昔(2017年以前)、グリップ部は3年前と同じ細さにした〝いいとこ取り〟のバット」と説明。先端をくり抜きしているバットは重心が手元寄りになるため軽く感じ、振り抜きが良くなる。さらに細グリップでスイングに遠心力を効かせやすくなり、当然、飛距離は伸びる。

加齢の影響で直球への振り遅れも目立ってきた中で、これまでの集大成ともいえるバット。チーム最年長となる不惑のシーズンにも、中村は「若いときと変わらず、(本塁打を)いっぱい打ちたいという思いがある」と不変の〝おかわり魂〟を口にした。

数字にはこだわない中村が唯一目標に置くのが残り46本に迫った通算500本塁打。「やっぱり、500本はね。1年でいけと言われたら結構難しい数字だが、それにどんどん近付けるようにやりたい」と力を込めた。(東山貴実)

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