2回目の飛躍後、さえない表情を見せる高梨沙羅。スーツの違反で失格となり、30位だった=アリオンテック蔵王シャンツェ ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は15日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェで個人第13戦(ヒルサイズ=HS102メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)は2回目にスーツの違反で失格となり、30位だった。
日本勢では勢藤優花(ヤマチューン)が205・0点で14位に入ったのが最高。エバ・ピンケルニヒ(オーストリア)が96メートル、98・5メートルの230・1点で今季5勝目、通算8勝目を挙げた。
伊藤有希(土屋ホーム)は16位、丸山希(北野建設)は17位。中山和(北海道・下川商高)は23位で、宮嶋林湖(松本大)は29位だった。
◆伊藤有希の話「1回目は踏み切りのタイミングが遅れてしまった。2回そろわないのが課題。試合が空くので、しっかりその理由を詰めて、次に臨みたい」
◆中山和の話「1回目は蔵王に来てから一番いいジャンプができた。国内の試合ではない緊張感を味わえた」
◆宮嶋林湖の話「2回目は80メートルで落ちてしまったので納得はできないが、あまり得意ではない台で少しは飛べたかと思う」
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