TBSラジオの人気番組「たまむすび」(月~金曜後1・0)が3月いっぱいで終了することが12日、同番組内で発表された。2012年4月のスタートから11年の歴史に幕を下ろす。
パーソナリティーを務めるフリーアナウンサー、赤江珠緒(48)が「終わるんですよ。3月で。決まってないことも多いので、すべてを明らかにすることはできないし、これからまだ決まることもあります」と伝えた。
木曜レギュラーの土屋礼央(46)から理由を聞かれた赤江は「土屋さんとの音楽性の違い?」と冗談を飛ばしつつ、「パーソナリティーの皆さんにめちゃくちゃ恵まれているし、TBSさんにも恩義しかない。こんなに楽しい、素敵な場所を与えてくださって」と感謝した。
理由は「ちゃんとお話するとしたら、子供ですね」と説明。「5歳の娘が時計を読めない。時間を気にせずに生きていられる時期なんです。来年に小学生になる。幸いなことに子供だから、時間軸がなく生きていられる。時間概念がないときに一緒に過ごしたい」。テレビを含めると帯番組を20年近くやっており、「ずっと生放送で帯だと毎日追われている。かけがえがない子供との時間をもうちょっと一緒にいたい」と吐露した。仕事は続けるが、数を減らし、「彼女の時間軸にペースを合わせて、あんまり追われてる感じじゃなく、今の時間と向き合ってやろうかなと思いまして。申し訳ないんですけど、帯の仕事はご辞退させていただこうかと思いました」と語った。
土屋は「かっこいい」と決断をたたえつつ、「いつからこうなっていたの?(昨年9月にイベントを行った)武道館で撮影したじゃん。4月以降のポスターだと思っていた」と質問。赤江は「武道館が終わるまでは言わない方が。レオレオ(土屋)と山ちゃん(山里亮太)には。この二人は如実に出そうじゃんか。ほかの方たちには(先に)話していた」と打ち明けると土屋は「マジか!」と驚いていた。