母校の宮崎・聖心ウルスラ学園高で自主トレーニングを行った巨人・戸郷(代表撮影) 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表入りが内定している巨人・戸郷翔征投手(22)が6日、宮崎・延岡市の母校、聖心ウルスラ学園高で自主トレーニングを公開した。
同僚で育成選手の笠島、高田と2日から始動しており、この日はキャッチボールや走り込みを行った。WBCに備えて早めの調整を進めており、今月中に2度、ブルペンで投球練習を計画しているという。
昨季は自己最多の12勝(8敗)を挙げ、自身初タイトルとなる最多奪三振(154)を獲得した右腕はレギュラーシーズンの開幕投手候補にも挙がり、「先発投手をしている以上、一番の名誉。一番初めに投げる投手がその年のそれを握っていると思うので、それ(開幕投手の目標)を大事にしたいし、調整していきたい。何年も連続でそういうのをやりたい」と意欲を示した。
WBCを経ての大役は調整が難しいとされるが、例年より1週間ほど遅い3月31日に開幕戦(対中日、東京ドーム)を迎えるため、「シーズンで2~3試合投げた後にまたシーズンが始まる感じなので、今年はうまく入っていけるのかなと感覚的にはある」と自信も口にした。
練習前には今山大師を参拝し、おみくじは中吉だったと明かした。「プロ1年目は大吉でしたけど、そこからは中吉、中吉、中吉です」。2年目にブレークし、年々成績を向上させているだけに、これも吉兆?
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