ナポリ、W杯の新星22歳ウナヒ獲得へ代理人と接触…アンジェに21億円オファー提示か ナポリは、カタール・ワールドカップ(W杯)で躍動したモロッコ代表MFアゼディン・ウナヒの獲得を目指し、ミラノ遠征の際に選手の代理人と接触した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が5日、伝えている。
カタールW杯において、4位の好成績を収めたモロッコの主力として活躍し、大会を代表する新星の1人として注目を浴びたウナヒ。そんなモロッコ代表の22歳には、ナポリを始めとしてヨーロッパ各国のクラブから熱視線が注がれている。
そんな中、ナポリはセリエA再開初戦となる4日のインテルミラノ戦の遠征の際、ウナヒの代理人と接触。今シーズン終了後の獲得へ向けて交渉の下準備を行ったとみられる。選手と2026年までの契約を結ぶアンジェとの合意も必要とされるが、獲得を急ぐことでプレミアリーグなどのライバルクラブとの争奪戦を避けたい思惑だ。
ナポリは最初のオファーとしてアンジェに対して1500万ユーロ(約21億円)を提示。だがフランスのクラブは、2000~2500万ユーロ(約28~35億円)を要求しているとみられる。また、現時点でナポリはEU圏外選手の登録枠が空いていないことから、来シーズンに有効な事前合意の契約を結ぶ必要性がある。
さらにルチアーノ・スパレッティのチームは今冬、DFジョヴァンニ・ディ・ロレンツォのバックアッパーとしてサンプドリアに所属するポーランド代表DFバルトシュ・ベレシンスキの獲得も進めており、出場機会に恵まれていない22歳DFアレッサンドロ・ザノーリとのトレードによるレンタル移籍で合意に至ったとみられる。(Goal.com)
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