両親から「みんなから愛される子に育つように」と名付けられた本名で芸能界へ飛び込む白山=東京・有楽町(撮影・桐原正道)
ギャラリーページで見る有村架純(29)、本田翼(30)、福原遥(24)らスターを最速で取り上げてきた恒例の〝新春注目ガールズ連載企画〟。サンケイスポーツ記者がブレーク寸前の若手女性タレントを紹介します。卯年の今年は題して「2023ラビッ人」。未来へピョンピョン飛び跳ねるトップバッターは、この娘から。
クリッとした大きな目が印象的な白山乃愛(しろやま・のあ、10)。昨年11月の「第9回東宝シンデレラオーディション」で1万2701人の頂点に史上最年少で輝いた逸材が、本紙で初の単独取材デビューを飾る。
2人の姉の影響で3歳から5年間クラシックバレエを学んだ。「発表会で衣装を着て踊るのが一番楽しかったです。初めは緊張したけど、2回目からはほぐれてきました」と度胸も抜群だ。
女優を志したきっかけについて「家族の前でドレスを着て歌ったり、踊ったりすると、みんなが笑ってくれて。女優さんが演技をしていることに憧れていたからです」とハキハキ。母が見つけた今回のオーディションに「やる!」と即答した。
自身の長所を聞くと、「なんでも諦めずに頑張ること」とまっすぐに語る9代目シンデレラは、「尊敬する人は家族。思いやりと優しさのある女優さんになりたい」と憧れの先輩、長澤まさみ(35)を追いかける。(栗原智恵子)